2011年 02月 23日
早春。 |
今日新しいクライアントへ打ち合わせに行った。
ちょっとしたキッカケで仕事が広がったんだ。
すごく自分の仕事に共感を持ってくれたんだ。
ぜひ、この仕事はキミがやって欲しいと。
嬉しかったよ。
会社を訪ねると少しだけ時間が早くって。
「あれ?ここって」って思って。
会社を横目にズンズンそのまま進んで歩く。
その先に見えるのは見覚えのある地下鉄のマーク。
あぁ、懐かしい!
その昔好きだったヒトが住んでいた近くだ!
そう思うと、少し懐かしくも暖かい何とも言えない
気持ちになった。
そのまま記憶を辿りながら
もう居ない彼女のマンションへ…。
途中、
あぁ、ここで笑いながら、パンを買ったよね。
あぁ、ここで笑いながら、手をつないだよね。
そこまで…。
今は二人とも前を向いているんだ。
そう思って当時のマンションへは行かなかった。
「打ち合わせの時間だ。」
自分を言い聞かせてクライアントへUターンだ。
だって、お互いあの日そう決めたのだからね。
キミは今幸せですか?
そう思って何気に空を見上げると
オリオン座が優しく笑ってこっちを見ていた。
少し傾いたオリオン座を見た僕は、
もう春はそこに来ているんだと
少し寂しいような嬉しいような
複雑な気持ちで、
今年もまた僕の意思とは関係なく季節は始まるんだな、と
ちょっとだけ冷静に、しかも悔しくも、
ちょっとだけ大人になったボクをキミに見せたくて、
虚勢を張ってクライアントのビルのドアを開いた。
ちょっとしたキッカケで仕事が広がったんだ。
すごく自分の仕事に共感を持ってくれたんだ。
ぜひ、この仕事はキミがやって欲しいと。
嬉しかったよ。
会社を訪ねると少しだけ時間が早くって。
「あれ?ここって」って思って。
会社を横目にズンズンそのまま進んで歩く。
その先に見えるのは見覚えのある地下鉄のマーク。
あぁ、懐かしい!
その昔好きだったヒトが住んでいた近くだ!
そう思うと、少し懐かしくも暖かい何とも言えない
気持ちになった。
そのまま記憶を辿りながら
もう居ない彼女のマンションへ…。
途中、
あぁ、ここで笑いながら、パンを買ったよね。
あぁ、ここで笑いながら、手をつないだよね。
そこまで…。
今は二人とも前を向いているんだ。
そう思って当時のマンションへは行かなかった。
「打ち合わせの時間だ。」
自分を言い聞かせてクライアントへUターンだ。
だって、お互いあの日そう決めたのだからね。
キミは今幸せですか?
そう思って何気に空を見上げると
オリオン座が優しく笑ってこっちを見ていた。
少し傾いたオリオン座を見た僕は、
もう春はそこに来ているんだと
少し寂しいような嬉しいような
複雑な気持ちで、
今年もまた僕の意思とは関係なく季節は始まるんだな、と
ちょっとだけ冷静に、しかも悔しくも、
ちょっとだけ大人になったボクをキミに見せたくて、
虚勢を張ってクライアントのビルのドアを開いた。
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by murap3
| 2011-02-23 00:58