2004年 10月 29日
定年退職 |
ボクの父が先月で定年退職した。
ボクと弟を育て上げ、その後も働き続けて約半世紀。
ボクが小さいときは結構貧乏で、晩ご飯のおかずに魚肉ソーセージのみだったり、
冷や奴のみだったり、でもボーナスの時だけはスキヤキだった。(牛肉2:豚肉8の割合だったけど。)母がそれを父に牛肉、子供たちに豚肉を器によそってあげてたことが、
子供心になんとなくウチは貧乏なんだと分かって何にも言えなかった。
よく夜に会社の同僚をウチに連れて来ては朝までマージャンをしていた。
襖一枚隔ててボクと弟は布団に入って父の笑い声やあのジャラジャラを聞きながら、
「あれが大人の世界なんだ。カッコェェ」なんて思いながら鼻息フンフンしてた。
そういえばマージャン教えられたのも父だったな、家族4人で日曜マージャン。
弟なんか分け分からず頭に?マークいっぱい浮かんでたね。
そんな日曜日に父が「ぷじお、ちょっと来て見ろ」っていうから外にでたら、
きったね〜バイクが置いてあって父がそのヨコで得意そうな顔してた。
「後ろ乗れ、ドライブ連れってってやっから。」
多分今思えばそんなに遠くではなかったんだと思うんだけど、
風が気持ちよくて、景色がビュンビュン流れてすんごく楽しかったのを覚えてる。
車のCMの、まさに「父ちゃんかっこいい!」である。
でも何故か次の週にはバイク無くなってた。
父に「バイク乗せて」って言うと急に不機嫌になって、
「無くなった」ってしか言わなかった。
「父…………、負けたね」マージャン。今おもえば。
多分あのバイク、マージャン仲間の中をずっとグルグルまわってんだろうね。
ボクの父は典型的な昭和のお父さん。
酒・タバコ・マージャン・女(ボクが知る限り1回だけ小学校の時に疑惑浮上。)
(父単身赴任+怪電話)×母疑惑=家庭内修羅場
↑
ボクの家の浮気の方程式。
そんな父も今はもうすっかり年取ってしまった。
さて、
今日は仕事早く済ませて実家にでも行って、オヤジと酒でも飲むかな。
ボクと弟を育て上げ、その後も働き続けて約半世紀。
ボクが小さいときは結構貧乏で、晩ご飯のおかずに魚肉ソーセージのみだったり、
冷や奴のみだったり、でもボーナスの時だけはスキヤキだった。(牛肉2:豚肉8の割合だったけど。)母がそれを父に牛肉、子供たちに豚肉を器によそってあげてたことが、
子供心になんとなくウチは貧乏なんだと分かって何にも言えなかった。
よく夜に会社の同僚をウチに連れて来ては朝までマージャンをしていた。
襖一枚隔ててボクと弟は布団に入って父の笑い声やあのジャラジャラを聞きながら、
「あれが大人の世界なんだ。カッコェェ」なんて思いながら鼻息フンフンしてた。
そういえばマージャン教えられたのも父だったな、家族4人で日曜マージャン。
弟なんか分け分からず頭に?マークいっぱい浮かんでたね。
そんな日曜日に父が「ぷじお、ちょっと来て見ろ」っていうから外にでたら、
きったね〜バイクが置いてあって父がそのヨコで得意そうな顔してた。
「後ろ乗れ、ドライブ連れってってやっから。」
多分今思えばそんなに遠くではなかったんだと思うんだけど、
風が気持ちよくて、景色がビュンビュン流れてすんごく楽しかったのを覚えてる。
車のCMの、まさに「父ちゃんかっこいい!」である。
でも何故か次の週にはバイク無くなってた。
父に「バイク乗せて」って言うと急に不機嫌になって、
「無くなった」ってしか言わなかった。
「父…………、負けたね」マージャン。今おもえば。
多分あのバイク、マージャン仲間の中をずっとグルグルまわってんだろうね。
ボクの父は典型的な昭和のお父さん。
酒・タバコ・マージャン・女(ボクが知る限り1回だけ小学校の時に疑惑浮上。)
(父単身赴任+怪電話)×母疑惑=家庭内修羅場
↑
ボクの家の浮気の方程式。
そんな父も今はもうすっかり年取ってしまった。
さて、
今日は仕事早く済ませて実家にでも行って、オヤジと酒でも飲むかな。
by murap3
| 2004-10-29 13:45
| 想い出日記