2004年 11月 16日
雨ふりの風景。 |
先日の雨が降っていた夕方、
赤い傘をさして黄色の長靴を履いた女の子がバス停にいた。
誰か待ってるようだった。
…多分お父さん。
だって黒い傘を持ってたから。
偶然ボクもそのバス停で知り合いを待ってた。
なんとなく気まずい感じでお互いの知り合いを待った。
その内バスがやってきて、バスの乗降口から何人目かに彼女の待ち人が降りてきた。
…ボクの待ち人はまだ降りてこない。
彼女がお父さんと手を繋ぎボクとすれ違うときに目が合った。
彼女は嬉しそうにちょっと笑った。
ボクも彼女の嬉しそうな顔を見てちょっと笑った。
結局ボクの待ち人はそのバスに乗ってなかった。
次のバスまで少し時間があったけど、
あの笑顔を思い出したら待てそうな気がした。
赤い傘をさして黄色の長靴を履いた女の子がバス停にいた。
誰か待ってるようだった。
…多分お父さん。
だって黒い傘を持ってたから。
偶然ボクもそのバス停で知り合いを待ってた。
なんとなく気まずい感じでお互いの知り合いを待った。
その内バスがやってきて、バスの乗降口から何人目かに彼女の待ち人が降りてきた。
…ボクの待ち人はまだ降りてこない。
彼女がお父さんと手を繋ぎボクとすれ違うときに目が合った。
彼女は嬉しそうにちょっと笑った。
ボクも彼女の嬉しそうな顔を見てちょっと笑った。
結局ボクの待ち人はそのバスに乗ってなかった。
次のバスまで少し時間があったけど、
あの笑顔を思い出したら待てそうな気がした。
by murap3
| 2004-11-16 17:56
| 恋愛小説家